@kurasukatachi #花のある暮らし
花がくれる時間
空がどんよりとした曇りの日。ふと、昔言われた言葉を思い出した。 「忙しい時ほど、花を飾りなさい。一輪でもいいから」 子育てしながら、バリバリ仕事もしている憧れの先輩からのアドバイス。でも、言われた時にはピンとこなかった。 お世話がほとんどいらないサボテンですら、枯らしてしまった苦い過去がある私。 切り花一輪へのハードルは高かったのかもしれない。
写真はアンバー
時がたち、当時の先輩の歳になった今なら、分かるかな。 そんな思いから、ふと、花を飾ってみたくなった。 マリメッコのフラワーベースに、ベランダの鉢植えからアナベルを一輪。 単純かもしれないけれど、リビングがふわっと柔らかい空気につつまれたよう。 ハンドドリップでコーヒーでも入れて飲もうかな。 最近忙しくて、こうしてリビングでゆっくりする時間もなかったな。 アナベルを見ながら、ちょっと休憩。
それから私は、花やグリーンをリビングに一輪飾るようになった。ふっと息抜きをするきっかけ作りになる気がするから。もちろんマリメッコのフラワーベースに何も飾れない時もあるけれど、気負わず続けていこう。
先輩の言っていた意味が今ならよく分かるから。
写真はクリア marimekko フラワーベース のかたち
口の直径は約25mm前後。上部のまるい膨らみがアクセントであるとともに、絞った部分で花茎を支えるので花が広がらずにバランスよく飾れます。
底部は平らではなく高台のような足がデザインされているため、花瓶を置いたときにわずかに浮いたような印象を与えます。 |